中卒でも株で生きてます-デイトレーダーパル-

インジケーターを一切使わない独自のプライスアクショントレードで2013年から月ベースで無敗中です。

フィナンシャルポインターにアスワス・ダモダラン教授の面白い話が載っていました。

 参考:AIで株価はどれだけ上がる?:アスワス・ダモダラン


過去40年間はPC(1980年代)、インターネット(1990年代)、スマートフォン(2000年代)、SNS普及と大手テックブーム(2010年代)と急激な変化が起きたのにも関わらず、株式リターンは50年前よりもわずかに高かっただけで、技術革新はコストを削減して価格を引き下げる効果はあっても株式リターンが高くなる訳ではないのでは?とのこと。


たしかにS&P500の実質トータルリターン指数の長期推移をみてみると1980年を起点に上昇ペースが特に上がったという訳でもないですし、GDP成長率も加速したという感じもないです。


第二次産業革命(Wikipediaによると1860年代後半ないし1970年代初頭~1914年)と1980年~現在のS&P500の実質トータルリターンを並べてみると、いずれもやや年率7%成長ラインよりも高めで推移しているとはいえ、開始時点の株価水準が低かっただけで誤差範囲にも思えます。

S&P500の実質トータルリターン

1871年~現在を4等分(460ヶ月毎)で区切るとこうなります。

S&P500の実質リターン(460ヶ月毎)
大恐慌を含む期間は低迷していますが、これ以外は単純に長期的なトレンドラインに沿って上昇し続けているのでこのトレンドラインよりも上振れているときはその後低リターンに、下振れているときは高リターンになりがちというくらいで、技術革新によって長期的なリターンに影響があるという風には見えないと思います。S&P500実質トータルリターン指数(1871年1月=1)
今後AIによって過去40年とは比べものにならない変化が起こったとしても、今までと同じ長期トレンドラインに沿っていくと考えたほうが自然なのかもしれません。


そのままコスト削減が凄まじい勢いで進んでいって労働者を置換し続けていくと最終的には限界費用はゼロになり、貨幣は不要になって資本主義は終焉を迎える…ということになるんじゃないかなと勝手に期待しているので、そこに向かう過程では投資家は今まで通り(株式リターン不変)、労働者は置換技術で失業、消費者は物価下落で幸せになっていくのかなと思っています。


投資家が儲かるシナリオでは物価は変わらず高水準の利益が保たれるということになりますが、歴史を振り返ると物価下落の可能性のほうが高そうですし、そうなるといま主流?の考えとは異なり今後数十年間も金利低下が続くのかもしれませんね。


労働者は長期的にはどこかの時点でどのみち失業していく流れになると思いますが、消費者有利シナリオでも投資家有利シナリオでもFIREした人にとっては好都合で、Lean FIREでも勝手にFat FIRE化していく可能性もありそうです。


個人的には投資家有利シナリオは私費で治安維持できる超富裕層以外には良くなさそうなので消費者有利シナリオのほうが嬉しいです。

無題

みなさん、こんばんは。

経済的自由を目指す投資家の森田です。

カバードコールETFが近年増えていますね。

海外ETFのQYLDやXYLD、日本でも東証に【2865】グローバルX NASDAQ100カバードコールETF、【2868】グローバルXS&P500カバードコールETFが上場しました。

今回は高配当利回りが魅力のこれらカバードコールETFについてみていきます。

結論から言うと、私は買わないつもりです。

カバードコール戦略とは

まずはカバードコールETFが用いているカバードコール戦略について確認していきましょう。

カバードコール戦略とは原資産(株式などのこと)を保有した上で、コールオプションを売る戦略です。

現物を保有しながらオプション取引を組み合わせるわけですね。

オプション取引について詳しく説明すると長くなるので、ざっくりと説明すると、ある価格以上のキャピタルゲインをもらえない代わりにオプション料が受け取れるという仕組みになっています。

オプション料は株価が上がっても、下がっても受け取ることができるので、それが安定した配当につながるというわけです。

配当利回りは?

カバードコールETFの配当利回り(分配金利回り)は、とても高く、10%以上になっていることも珍しくありません。

国内高配当株として人気のあるJTでも配当利回りは5%台なのですごいですね。

株価は右肩下がり


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ただ、ご覧のようにQYLDもXYLDも株価は長期的に下がっています。

設定まもない【2865】グローバルX NASDAQ100カバードコールETFや【2868】グローバルXS&P500カバードコールETFも基本的には同様の動きになるでしょう。

中身は同じですからね。

しかも、この間米国株はかなり上昇していますからね。

VOOなんかは2014年から軽く2倍以上の株価になっています。

キャピタルゲインとインカムゲインのトレードオフ

キャピタルゲインがほぼ取れない、むしろマイナスになるってのはどうなんでしょうか。

その分、インカムゲインがあればいいっていう話だとは思いますが、うーんって感じです。

分配金も長期的には減っていってますからね。

素直にVOOやQQQでいいのでは

結局、QYLDのインカムゲイン+キャピタルゲインがQQQのキャピタルゲインを大幅に下回っているんですよね。

それはXYLDも同様です。

で、それで思うのが、素直にVOOやQQQに投資してちょっとずつ売って分配金代わりにしたらいいと思うんですよね。

それなら余計な信託報酬も払わなくて済みます。

株価が下がっているといっても、それ以上に分配金を出しているので悪い商品だとは思いませんが、毎月配当に強いこだわりがなければあえて投資する必要はないかなと感じました。

いい〜、息ができません。今日は15時半以降、悶絶しぱなしです。ABEJA(5574)の決算にヤラレました。大暴落です。1,000株保有していて、年末から▲100万円超の損失が出ていました。

我慢して、我慢して、満を持して迎えたABEJA(5574)の決算発表で大暴落しました。きゃーーーーいーーーん!ヤケクソになり、夜間PTSで700株買いました。合計1,700株です。1円で±1,700円動きます。

日経平均が空前の爆騰を見る中、何故ここまで売られるか訳が分かりません。おそらく、信用買いが多すぎたからだと思いますが、決算自体は悪くなく、ここが底値と思い、気を強くモチ、回復の波に乗れる夢を見ながら気絶するように眠ります、これから。

世間では、新NISAと外国人投資家の買いで株式市場は浮かれていますが、私は2024年、辰巳天井で、早くも意気消沈です。やられました。

このチャートはABEJA(5574)の時間外チャートです。ここで700株買うのは、ヤケクソとしか言いようがありません。吐き気止まりません。悪寒もします。

そんななか、SBI証券に一部業務停止命令がでていますね。金融庁が、IPOの株価操作で怒っていますね。当然です。不正は許されません。その割には、SBIの株価は昇り龍のようになっています。 ABEJA(5574)がここまで下がる理由分かりません。

こんな最悪な日に、今日の日経平均は608円高の35,049円となりました。米国株高と一時145円台後半まで進んだ円安を受けて大幅高となり、節目の35,000円を回復し昨年来高値を連日で更新しました。そのため地合いの堅調さが強く意識されています。短期的には、過熱感が強まるなかでさらに水準を切り上げて週の取引を終えることができるか、ABEJA(5574)も明日は陽線を付けて終わることができるかが、今後のポイントとなりそうです。皆様、サヨウナラ!

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